2009年03月08日
VS シコラー
今日は、隣町の市民大会のシングルスの試合でした。
昨日の夜から、私は右足の太股の付け根に痛みあり、
嫁様 は、風邪引いて、声がガラガラ、
と、不安の残る中、試合会場へ。
私も嫁様も、9時エントリーなんですが、試合会場は別々の会場。
嫁様、こちらの地理はほとんどわからないので、
嫁様 の試合会場に早めに到着して、嫁様 をそこで降ろして、私は自分の試合会場へ。
嫁よ、健闘を祈る!
■2回戦
パッキンには入らなかったので、私は、初戦は2回戦から。
くしくも、何年か前に、同じ市民大会に出て、タイブレ負けした、
因縁のコートでの試合となりました。
会場コートのうち、4面はアンツーカーなんですが、
このコートだけ、なぜか、普通のクレーなんですよね。
しかも、ベースライン際の付近がふかふかで、
サービスを打つときに、ボールを突くと、
球がちゃんと戻ってこない、楽しいコートだったりします
相手は、曲者の超シコラープレーヤー。
昨年の団体戦でダブルスで当たったり、シングルスの試合しているのを見ていたので、
大体、どんな感じの展開になるのかは、予想はしていましたが、
フォアハンドは、フラット気味のロブと中ロブ、バックハンドは、スライスとロブ、
と、最初のポイントから、ロブと中ロブのどんよりしたラリー
まさに予想通りで、ロングマッチになりそうな予感です。
初戦ということもあって、こちらも打ち急がずに、最初はセンター気味に弾道の高い球で、
ラリーをつなげるようにして、イレギュラーにも助けられ、序盤は、2-0アップ。
しかし、ここから、相手のミスが減ってきたのと対照に、
逆に、こちらは、つなぎ球のミスが増えてきて、3連続でゲームを取られて、
2-3 と逆転されてしまいました。
土のコートということもあって、イレギュラーは確かに多かったんですが、
学生時代はクレーコートでプレーすることが多かったので、
イレギュラーは、さほどメンタルに影響を与えることはありませんでした。
それよりも、嫌だったのが、相手プレーヤーの 間の外し方。
こちらがサービスを打つ前にボールを突いているときは、
相手プレーヤー、ベースライン付近で構えているように見えるんですが、
いざ、こちらがトスあげて、サーブを打った時には、
ベースライン後方で後ろを向いていて、ノットレディになったポイントが多数
(そういう時に限って、ナイスサーブだったりするんですよねぇ~)
また、チェンジコートの後、こちらがサービスを打つ順番の場合には、
相手プレーヤーの方が、先にコートへ歩いていって、こちらを待っている状態なんですが、
こちらが、コートへ出て行って、カウントをコールしようとすると、
また、コートの隅の方へ歩いていったり、と、曲者プレーヤーだけあって、
あの手この手で、こちらの間を外そうとする作戦に
あらためて、テニスが、
相手の嫌がることをやってポイントを取るスポーツ
だということを実感しましたね。
今日は、あらかじめ、このあたりの事は、やってくるだろうな~、
と、心の準備ができていたので、なんとかメンタルをキープしながら、プレーできましたが、
厳密には、これって、ノットレディのルール的にも、20秒ルール的にも、
マナー違反というよりも、ルール違反じゃないのかな~。
クレームをつけるかどうか、判断に迷ったんですが、
相手は、クレームつけられるのも百も承知でやっている訳で、
クレームをつけることで、向こうのペースになりそうなので、
あえて、クレームはつけずに、淡々とプレーに徹することにしました。
パスがそれほど厳しくないシコラーさんが相手の場合、
ネットプレーがある程度できれば、活路を見いだすことができるんですが、
球足の遅いクレーコートということもあって、
ただ安直にネットに出ると、高~いロブが返ってきて、
スマッシュ → ロブ → スマッシュ → ロブ → スマッシュミス
のドツボパターンになっちゃうんですよねぇ~。
(私のスマッシュの決定力不足も多分にありますが・・・)
とはいえ、高いバウンドのボールを、ベースライン後方から強打してポイントを取るのは、
ゴンちゃんのフォアハンドでもない限り、あまりにリスキー
時々、相手がストレートに流してくる、バウンドの低いスライスを強引に強打するのも、
ネットに引っ掛ける確率高し・・・
というわけで、中盤戦以降のラリーでは、強打はせずに、
こちらのデュースサイドに流れてきた、それほど深くない球を、
回転をかけたショートクロスのトップスピンで、相手をワイドへ走らせて、
そこから、相手がスライスで返してきそうだったら、
遅れ気味にネットへ出て、オープンコートへボレーする作戦に。
ボレーミスとスマッシュミスもかなりしましたが、
ショートクロスがそのままエースとなることもあり、
3-3、3-4、4-4、5-4、
と、徐々にこちらのペースになってきました。
そして、こちらのサービスゲームの40-15でむかえた、マッチポイント
プレッシャーをかけるべく、センターへナイスサーブを入れて、ネットダッシュ!!
・・・と思ったら、おい、また、ノットレディーかよ~!!
このポイントでやってくるか~?!
(ナイスサーブやったのに・・・)
結局、このポイントは、こちらのボレーがアウトして、40-30。
う~、最後の最後までやっかいな相手やな~・・・
しかし、まだ2本、こちらのマッチポイントです。
今度は、こちらも、相手をじーっと確認してからサーブ
あせらず、じっくりラリーを続けて、
バックハンドのスライスのクロスで、相手バックハンド側へ寄せて、
ストレートに流れてきた甘いスライスを、空いているワイドのショートクロスへ。
相手の体勢が崩れているのを確認して、少し遅れ気味にネットダッシュ!
(もう、今日はこのパターン頼みです)
相手のストレートへの浮き気味のスライスを、バックハンドハイボレーでクロスへ。
相手、ぎりぎり追いついて、ストレートへの甘めのロブ。
うわ~、めっちゃ嫌!
ここまで、ほとんど1本ぐらいしか決まっていない、今日のスマッシュ・・・
フルスイングするか?コース重視か?判断に迷うところです。
とりあえず、コース重視でクロスへスマッシュ!!
決まってくれぇ~!!
・・・ベースラインぎりぎりに、スマッシュがなんとか決まって、
1時間余りのしんどい戦いも、ようやくゲームセット~!
いやはや、初戦から疲れました。
決定力無さすぎです
とりあえず、苦手の曲者シコラーにリベンジを果たして、
気持ち的には、今日のお仕事終了~モードでしたが、
ストロークのあたりはイマイチなりに、キレずに我慢強くラリーできたのは良かったかな。
でも、ボレーとスマッシュのミス多過ぎ・・・
試合後、足の付け根に加えて、腰にも違和感が・・・
両足の指、足の裏も攣り始めて、イテテテ・・・・
この後の試合に不安を残しつつ、次の記事へ続く・・・
(エライ長くなっちゃいましたね。すんません・・・)
昨日の夜から、私は右足の太股の付け根に痛みあり、
嫁様 は、風邪引いて、声がガラガラ、
と、不安の残る中、試合会場へ。
私も嫁様も、9時エントリーなんですが、試合会場は別々の会場。
嫁様、こちらの地理はほとんどわからないので、
嫁様 の試合会場に早めに到着して、嫁様 をそこで降ろして、私は自分の試合会場へ。
嫁よ、健闘を祈る!
■2回戦
パッキンには入らなかったので、私は、初戦は2回戦から。
くしくも、何年か前に、同じ市民大会に出て、タイブレ負けした、
因縁のコートでの試合となりました。
会場コートのうち、4面はアンツーカーなんですが、
このコートだけ、なぜか、普通のクレーなんですよね。
しかも、ベースライン際の付近がふかふかで、
サービスを打つときに、ボールを突くと、
球がちゃんと戻ってこない、楽しいコートだったりします
相手は、曲者の超シコラープレーヤー。
昨年の団体戦でダブルスで当たったり、シングルスの試合しているのを見ていたので、
大体、どんな感じの展開になるのかは、予想はしていましたが、
フォアハンドは、フラット気味のロブと中ロブ、バックハンドは、スライスとロブ、
と、最初のポイントから、ロブと中ロブのどんよりしたラリー
まさに予想通りで、ロングマッチになりそうな予感です。
初戦ということもあって、こちらも打ち急がずに、最初はセンター気味に弾道の高い球で、
ラリーをつなげるようにして、イレギュラーにも助けられ、序盤は、2-0アップ。
しかし、ここから、相手のミスが減ってきたのと対照に、
逆に、こちらは、つなぎ球のミスが増えてきて、3連続でゲームを取られて、
2-3 と逆転されてしまいました。
土のコートということもあって、イレギュラーは確かに多かったんですが、
学生時代はクレーコートでプレーすることが多かったので、
イレギュラーは、さほどメンタルに影響を与えることはありませんでした。
それよりも、嫌だったのが、相手プレーヤーの 間の外し方。
こちらがサービスを打つ前にボールを突いているときは、
相手プレーヤー、ベースライン付近で構えているように見えるんですが、
いざ、こちらがトスあげて、サーブを打った時には、
ベースライン後方で後ろを向いていて、ノットレディになったポイントが多数
(そういう時に限って、ナイスサーブだったりするんですよねぇ~)
また、チェンジコートの後、こちらがサービスを打つ順番の場合には、
相手プレーヤーの方が、先にコートへ歩いていって、こちらを待っている状態なんですが、
こちらが、コートへ出て行って、カウントをコールしようとすると、
また、コートの隅の方へ歩いていったり、と、曲者プレーヤーだけあって、
あの手この手で、こちらの間を外そうとする作戦に
あらためて、テニスが、
相手の嫌がることをやってポイントを取るスポーツ
だということを実感しましたね。
今日は、あらかじめ、このあたりの事は、やってくるだろうな~、
と、心の準備ができていたので、なんとかメンタルをキープしながら、プレーできましたが、
厳密には、これって、ノットレディのルール的にも、20秒ルール的にも、
マナー違反というよりも、ルール違反じゃないのかな~。
クレームをつけるかどうか、判断に迷ったんですが、
相手は、クレームつけられるのも百も承知でやっている訳で、
クレームをつけることで、向こうのペースになりそうなので、
あえて、クレームはつけずに、淡々とプレーに徹することにしました。
パスがそれほど厳しくないシコラーさんが相手の場合、
ネットプレーがある程度できれば、活路を見いだすことができるんですが、
球足の遅いクレーコートということもあって、
ただ安直にネットに出ると、高~いロブが返ってきて、
スマッシュ → ロブ → スマッシュ → ロブ → スマッシュミス
のドツボパターンになっちゃうんですよねぇ~。
(私のスマッシュの決定力不足も多分にありますが・・・)
とはいえ、高いバウンドのボールを、ベースライン後方から強打してポイントを取るのは、
ゴンちゃんのフォアハンドでもない限り、あまりにリスキー
時々、相手がストレートに流してくる、バウンドの低いスライスを強引に強打するのも、
ネットに引っ掛ける確率高し・・・
というわけで、中盤戦以降のラリーでは、強打はせずに、
こちらのデュースサイドに流れてきた、それほど深くない球を、
回転をかけたショートクロスのトップスピンで、相手をワイドへ走らせて、
そこから、相手がスライスで返してきそうだったら、
遅れ気味にネットへ出て、オープンコートへボレーする作戦に。
ボレーミスとスマッシュミスもかなりしましたが、
ショートクロスがそのままエースとなることもあり、
3-3、3-4、4-4、5-4、
と、徐々にこちらのペースになってきました。
そして、こちらのサービスゲームの40-15でむかえた、マッチポイント
プレッシャーをかけるべく、センターへナイスサーブを入れて、ネットダッシュ!!
・・・と思ったら、おい、また、ノットレディーかよ~!!
このポイントでやってくるか~?!
(ナイスサーブやったのに・・・)
結局、このポイントは、こちらのボレーがアウトして、40-30。
う~、最後の最後までやっかいな相手やな~・・・
しかし、まだ2本、こちらのマッチポイントです。
今度は、こちらも、相手をじーっと確認してからサーブ
あせらず、じっくりラリーを続けて、
バックハンドのスライスのクロスで、相手バックハンド側へ寄せて、
ストレートに流れてきた甘いスライスを、空いているワイドのショートクロスへ。
相手の体勢が崩れているのを確認して、少し遅れ気味にネットダッシュ!
(もう、今日はこのパターン頼みです)
相手のストレートへの浮き気味のスライスを、バックハンドハイボレーでクロスへ。
相手、ぎりぎり追いついて、ストレートへの甘めのロブ。
うわ~、めっちゃ嫌!
ここまで、ほとんど1本ぐらいしか決まっていない、今日のスマッシュ・・・
フルスイングするか?コース重視か?判断に迷うところです。
とりあえず、コース重視でクロスへスマッシュ!!
決まってくれぇ~!!
・・・ベースラインぎりぎりに、スマッシュがなんとか決まって、
1時間余りのしんどい戦いも、ようやくゲームセット~!
いやはや、初戦から疲れました。
決定力無さすぎです
とりあえず、苦手の曲者シコラーにリベンジを果たして、
気持ち的には、今日のお仕事終了~モードでしたが、
ストロークのあたりはイマイチなりに、キレずに我慢強くラリーできたのは良かったかな。
でも、ボレーとスマッシュのミス多過ぎ・・・
試合後、足の付け根に加えて、腰にも違和感が・・・
両足の指、足の裏も攣り始めて、イテテテ・・・・
この後の試合に不安を残しつつ、次の記事へ続く・・・
(エライ長くなっちゃいましたね。すんません・・・)
僕だったら、サーブ打つ前に構えてたのに打ったら後ろ向かれてた日にはペースかき乱されすぎてゲームをまったく取れず自滅してしまうと思います。
っていうか、僕も常識の範囲内でポイント間のリズムを変えることはありますが、そこまでして勝ちに来る方がいらっしゃるんですねー。当たりたくないけど、見てみたいです(笑)。
来月、ダブルスですが市民戦があるので、しんころさんのメンタルを見習って本戦目指してがんばってきます!
いつもは見ているだけなのですが、あまりにも興味深い内容なのでコメントしちゃいました。
市民大会でノットレディーをやる人がいるんですね・・・
そんな人って友達いるのかなぁ、と同情してしまいますが。
クレームつけると相手のペースになるというのは勉強になりましたが、それ以前に僕だったらデフォしそうです(笑)。
なんにしても、その状況下での勝利おめでとうございます。
初戦は、苦手相手に打てないながらに、
なんとか勝てたのは良かったです。
いい球はほとんど打てませんでしたが・・・
スマッシュ1発でバシっと決めれるようになれば、
もっと楽に勝てるようになるんですけどね。
自分も来月、ダブルスの市民戦、あります。
お互い、いい結果を残せるよう、頑張りましょう。
間を外しに来る人、結構見かけますね~。
こちらがポイントを取った後は、
靴紐結んだり、タオル取りに行ったり、
必ず、何かやってくる人は、結構います。
まあ、今日のノットレディーを要所でやってくる人は、
そんなにいないと思いますけどね~。
とりあえず、一番、苦手なタイプのプレーヤーだったので、
勝てて良かったです♪
非常に苦労されての初戦突破、おめでとうございました!
こんな方もいるんですねぇ・・・
でも、キレずに戦い抜くあたり、すばらしいメンタルですね。
私はこうした大会にあまり参加できないので、試合への心構えとしてとても勉強に
なりました。ありがとうございます。
妻とのミックスで、夫婦喧嘩、とれる試合を落とした寒い経験あります。。。
キレなければ、何とかなるかもしれないんですよね~
肝に命じておきます。
サーブ打ったら後ろ向いてるって、私だったらいっきにメンタル崩れるわぁ。(ナイスサーブだったら、後までずっと考えちゃうでしょう)
しんころさん、すごいです!
「ショートクロスに追い出して(技術的にできるかどうかはおいといて)、遅めにネットダッシュして、オープンスペースにボレー」
アイデアいただきました!
ありがとうございました!!
前におびき出してパス、とか、前におびき出してロブ、
とかは使いましたか?(わたしは、ショートクロスより、おびき出しが得意なので、興味がありまして。。)
>曲者の超シコラープレーヤー。
ほんとうにやりにくい相手だったようで、でも勝ててよかったですね。
シコラープレーヤーにはしっかり自分から打って行かないと勝てないし
相手はこちらのミス待ちだし、しかも曲者で、精神的にも大変だったと思います。
>靴紐結んだり、タオル取りに行ったり
以前の岐阜遠征の時に、もとさんとダブルスした時のお相手を
思いだしてしまいました^^;
定番の作戦なんですね。
昨年の団体戦で、試合を見ていたので、心構えが少しはあったのが
良かったのかもしれませんね。
夫婦ミックスは、コート上で夫婦喧嘩が始まる場面もよくある、
と聞いてますよ~(笑)
やっぱり、距離が近いと、ついついストレートに口に出ちゃうんでしょうねぇ~。
お互いを許しあう気持ちで、前向きにとらえることが肝要かと・・・^^;
ノットレディ、本来ならちゃんと指摘すべきところなんでしょうけどね・・・
ショートクロスからのパターンは、スマッシュに自信のある人の場合は、
ロブ待ちで早めに詰めるのも一つの手だと思います。
(相手がショートクロスに打てそうな体勢を除いて)
前におびき出してのパターンは、浅い球を打っても、
相手がすぐ後ろに下がってしまうので、
ロブパターンはあまり効果なしでした。
相手が、浅い球をドロップで切り返してきた時は、
結果的にパスが抜けたような形になりましたが、
バウンドの高い中ロブのラリーが多かったので、
こちらから、積極的に浅い球でしかけることは、
そんなに無かったかもしれません。
この試合は、もうちょっとしっかり打っていきたかったな~という
思いはありますが、まあなんとか勝てて良かったです。
曲者プレーヤーと対戦すると、メンタル鍛えられますね(笑)
女性でも、やっぱりいるんですね~。
しっかり勝ちきれるように、まだまだ技術的にもメンタル的にも
修行でございます。