しんころのほげほげ日記 目指せオールラウンダー！週末プレーヤーの日記

今、巷で話題の、新型インフルエンザのお話です。

私が3月までお邪魔していた客先では、
1月以上前に、派遣社員を含めて、社員を集めての、新型インフルエンザの講習会をやってました。
今話題になっている豚経由のものではなく、鳥インフルエンザが突然変異した、
新型インフルエンザを想定したものだったんですが、その内容は、

　●新型インフルエンザは、通常流行する冬でない季節にも流行する可能性がある。
　●子ども、老人ではなく、若い世代に致死率が高い
　●手洗いは効果があるが、口から吸い込んでから、ウィルスが肺に到達するまで10秒もかからないので、
　　うがいは気休めにしかならない
　●潜伏期間があるため、空港や港を閉鎖しない限り、完全にブロックするのは不可能
　●感染したと思ったら、すぐに病院へは行かず、まずは、発熱相談センターへ連絡する
　●2ヶ月分の備蓄があるのが望ましいが、とりあえずは2週間分の備蓄をしておく
　
などなど、今、ニュースで流れている内容そのまんまの内容でしたねぇ～。
まあ、講習を受けている人の大半は、『日本は大丈夫やろ～』とか、
『こんなのに時間割くぐらいだったら、はよ仕事させてくれ』とか、
そんな感じの雰囲気が漂っていましたけどね。

ちなみに、その客先の会社では、その当時で、社員全員分のマスクは既に備蓄済み。
連絡が取れない社員と連絡を取るために、防護服 まで、会社で購入していて、
それには、結構驚きましたねぇ～

それに対して、うちの会社はというと・・・
ええかげんな会社なので、全くノー対策でございます。
SARSの時ですら、中国出張させていた会社ですから・・・
ゴホゴホやっている状態でも、マスクなしで会社にきて、人にうつしまくる人が多いです・・・

ちなみに、連休前に、後輩に、
　『もし、自分が、インフルエンザっぽい症状で、ゴホゴホやってる状態で、
　明日、客先納品やったら、どうする？』
って、聞いてみたところ・・・
　『そんなん、普通に会社来て、仕事しますよ～、当然でしょう～』
と、はた迷惑な答えが・・・
　『最悪やな、お前～』
と、それとなく注意したところ、後輩からは、
　『えぇっ？！褒められることはあっても、怒られるのは心外ですよ～』
・・・やれやれ

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舛添大臣や、大阪市長がコメントしている内容で、
　『国内での感染が出るのは時間の問題だという意識をもって、
　対策に臨む事が必要』
というのがありましたが、まさにその通りだと思います。

●実際にメキシコで感染が発生してから、正式に発表するまでに既にタイムラグがあり、
　その間にメキシコから日本へ入ってきた人がノーチェックだったこと
●お隣の韓国で感染の疑いありの患者が発生しているにもかかわらず、ノーチェックで行き来させたこと
●感染はしているが、潜伏期間で発症していない場合は、空港でのチェックでは防ぐことはできず、
　その間に他の人に移しまくる可能性が高いこと

などなど、感染者が日本国内に入ってきていない理由を探す方が難しいと思います。

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私は、映画の「感染列島」は残念ながら、見ていないんですが、
昨日、DVDで、「爆発感染　レベル5」というのを借りてきてみました。

・・・話の展開が、めちゃ、リアル・・・
というか、ニュース見ながら、映画作ったんじゃないか、と思うほど。

感染者が、飛行機に乗る友人にウィルスをうつし、さらにその友人も感染して、飛行機の中で死亡。
そこから、感染が拡大していくんですが、

今、テレビでよく名前を聞くCDCももちろん、映画の中にも登場。
空港で水際対策をとろうとするんだけど、市を封鎖して大ごとしたくない市の思惑との絡み、
混乱状態の中での関係者のメディア対応の難しさ等も描かれていて、なかなか細かいです。

仕事の商談があるため、勝手に逃げ出した勝手な乗客から、さらに感染がひろがったり、
感染した娘を治療してもらうために、病院へそのまま連れてくる親、
タミフル（映画の中ではタナフルになってましたが・・・）を使って、金儲けをしようとする悪党、
今回の感染はウィルスなどではなく、政府がばらまいた生物兵器だ、なんて言い出す輩、などなど・・・
ありそうな話がいっぱい。
映画的にどうかと言われるとなんともいえないんですが、
このタイミングで見るには、ぴったりの映画でした。

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しかし、世界を飛び回って試合を転戦している、テニス選手、
既にいろんな国で感染（もしくは疑い例）が確認されている状況で、
空港は嫌がおうでも使わざるを得ないですし、大丈夫なんでしょうかねぇ～。