しんころのほげほげ日記 目指せオールラウンダー！週末プレーヤーの日記

ちょいと日が空いてしまいましたが、日曜日の日記の続きです。

今回の団体戦、早朝練習メンバーからは3チームが参戦。
我々のチームの試合が終わって、もう時間は17時前だったんですが、
別会場の2チームがまだ試合やってるっぽい、ということで、
嫁様と一緒に、ちょいと応援に行くことにしました。

残念ながら、片方のチームは、3-4 と僅差で初戦敗退だったんですが、
もう一方のチームは、1回戦を勝って、2回戦の真っ最中

相手はスクール生中心の若いチーム。
対するこちらは、平均年齢、相手よりも20歳ぐらい上ながら、粘りとプレースメントで勝負！！

ダブルスを2勝1敗で折り返して、その後のシングルスも、1勝1敗として、3勝2敗。
勝利まであと1勝と、王手がかかった状態に！！

シングルスNo.2とシングルスNo.1のどちらかが勝てば・・・という展開だったんですが、
勝負はもつれて、3-3 で、最後のシングルスNo.1対決で、勝敗が決まることに

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そのシングルスNo.1は、チームキャプテンのK林さん。
フットワークの遅さは、滞空時間の長い、中ロブとロブを駆使したつなぎの球と、
おばテニポジションでのライジングショットでカバー、
というシコラースタイル。

前に引っ張り出されて、ロブ打たれたり、スマッシュ得意な相手だと、
正直、厳しい展開になりそうだったんですが、
相手の若者が、ストローク戦で、遅めのラリー展開に我慢しきれずに、
外に放り出してくれたらしく、意外や意外、5-2 とリードして、勝利まであと1ゲーム！

しかし、あと1ゲームが取れそうで取れないのが、勝負の世界。
相手の若者、途中から、フォアもバックもスライスしか打たなくなり、
ストローク戦での決め球は捨てて、ネットプレーでのポイントに切り替えてきました。
あと、1ゲームがなかなか取れなくなって、気がつけば、5-5 のタイに。



ナイター設備のないここのコート、もう、日もかなり暮れて、ボールも見にくくなってきました。
1本のラリーが、ゆっくり長く続き、相手の若者が決めるか、ミスるか、
応援してる方も、ハラハラドキドキ


K林さん、身長がめちゃ低くて、リーチも短いので、
むやみに前に出ると、上をあっさり抜かれてしまうんですが、それは、K林さん自身も承知していて、
相手のバックの高いところに、ムーンボールが入った時だけ、前に出たり、
前に出るそぶりをしたりしなかったり、ゆ～っくりしたラリー展開ながら、
微妙にプレッシャーかけながらの心理戦が、K林さん、なかなかの策士ぶり

勝負はもつれにもつれて、ついに、6-6 のタイブレークに。
時刻は19時を回って、もう、残っているのは、このコートだけになりました。

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タイブレに入ってから、相手の若者が落ち着いて、ポイントを重ね、2-5とポイントを先行され、
正直、こりゃ一気にいかれちゃったかな～、と思ったんですが、
ここから、K林さん、脅威の粘りで、一気に3ポイント連取で、5-5！！

これでまだまだわからなくなりました。
タイブレに入るまでは、追い上げられる方だったけど、
タイブレに入ってからは、追い上げる方なので、精神的には、こっちが若干有利なはず！

しかし、相手の若者もここで1本取って、5-6 と、相手のマッチポイント！！
相手の若者、この場面でも決めに来ず、またもや、繋ぎ合いの緊迫したラリーの末、
相手のミス！！

　う～、心臓に悪い・・・

2回目のチェンジコートの後のポイント、K林さんが取って、7-6、
ついに、こちらのマッチポイント！！

しかし、ここを取りきることができず、相手の若者がポイントを連取して、7-8、
今度は相手の若者にマッチポイント！！

しかし、ここでも、K林さん、粘りに粘って、マッチポイントを跳ね返し、
逆に、9-8と、またまた、K林さん にマッチポイント！！

応援しているチームの人達も、大会役員の人達も、決まりそうで決まらない展開に、
1球ごとに、ヤキモキ



・・・そして、さらにポイントをお互い取った後、3回目のチェンジコートの後のポイントを
K林さん が取って、10-9 リードと、三度こちらにマッチポイント！！

・・・そして・・・最後は、若者の球がネット！！

夕暮れの死闘を制した Kさん が、タイブレーク 11-9 で勝利して、チームも 4-3 で勝利！！
昨年のウィンブルドン決勝にも引けを取らない？！ ドラマティックな結末で、
見事、チームキャプテンとしての重責を果たしたのでした。

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球のスピードは、フェデラーやナダルのような凄い球じゃないけど、
心から応援したくなるような、手に汗握る名勝負、これぞ、団体戦って試合でした。
やっぱ、団体戦っていいですねぇ～