2010年10月01日
瀬戸内国際芸術祭その1(まずは犬島へ)
長かった死のプロジェクトもようやく終わり、
本日はリフレッシュ休暇!
お天気も最高
芸術の秋
・・・ということで、今日は、嫁様と一緒に、
瀬戸内の島々で開催されている、
『瀬戸内国際芸術祭2010』 を見に行ってきました。
この、『瀬戸内国際芸術祭』、
瀬戸内海に浮かぶ、7つの島々と、
四国側の玄関口である、高松をまたがって、
開催されている、現代アートのイベント。
海の日の7月19日から始まって、今月末、10月31日まで開催されています。
実のところを言うと、ワタクシ、
最近まで、こんな催しやってる事すら、知らなかったわけですが、
(ワタシの周りの人間も姐御以外は全く知らなかった)
ここのところ、涼しくなってきたこともあって、
土日は、かなりの混雑らしいです。
特に、元々人気の高かった直島に至っては、
先月の連休時には、4時間待ちだったとか・・・
そんな感じで、ほとんど情報を持ち合わせていなかったワタシ。
休暇取れるのがはっきりしたのが前日の夕方。
計画を練る時間があまりなかったけど、
まあ、平日なので、なるようになるさ、ということで、
寝る前に簡単に計画を練り練り。
今回は、岡山側の宝伝港まで、車で行って、
そこから、定期船で、犬島へ渡るルートをチョイス。
ガイドブックによると、一日で回れる目安としては、
大きな島だと1箇所、小さな島で2つが限度とのこと。
一応、犬島から豊島行きの船も出ているので、
今回は、犬島・豊島観光ルートということで。
我が家を、朝6時すぎに車で出発して、
特に道に迷うことなく、7時半頃、宝伝到着。
1日500円の市営駐車場に車を停めて、徒歩で宝伝港へ。
乗る予定の船、結構、小さ目。
こんな船乗るの、何年ぶりだろう・・・
平日の早い時間ということもあって、
待っている人も地元の人ばかりっぽい感じ。
『そうじゃろ』『~じゃった』
といった方言が、なんとも心地よい響きです
宝伝港を出発して10分ほどで、あっという間に犬島に到着。
港の目の前が、チケットセンターです。
(時間が早くて、まだ開いてませんでした)
船に乗っていた人達は、芸術祭のスタッフの人達が多かったみたい。
ここ、犬島は、60人ほどの人が暮らす、小さな島なんですが、
昔は、石の島として知られた島で、
江戸城や、大坂城の石も、この島から切り出されたとのこと。
また、1909年からは銅の精錬所が開設されて、
最盛期には、島の人口は3000人を超えていたとか。
その精錬所を、直島を現代アートの聖地として有名にしたベネッセが、
保存、改築を行って、アートスポットとして再生させたとのこと。
さて、早速、なんか見に行こうかな~と思うにも、
どうやら、施設は10時にならないと観れない様子。
どうりで、乗ってきた船、スタッフの人ばかりで観光客いなかった訳だ・・・
豊島行きの船は、10時台の次が、臨時便が12時台。
昼過ぎまで犬島を見て回るか、
先に豊島に渡って、後で犬島に戻ってくるか?
とりあえず、10時まで時間たっぷりあることだし、
なんか観れるアートもあるだろうということで、
まずは、島内をぶらぶらすることにしました。
人もまだ少ないせいか、あたりは、とても静かで、
時間がゆるゆると流れていて、なんだか、いい感じ
やっぱ、たまには、こういう時間って必要ですな~
遠くに見えるのが精錬所。
そびえ立つ煙突が、独特の雰囲気をかもし出しています。
入り口の前まで行って、引き返して、路地を進みます。
こちらは、『家プロジェクト』の一環である、F邸。
『家プロジェクト』とは、瀬戸内地方の家屋を使用して、
アーティストと建築家が協力して、作品化するという試み。
この犬島には、F邸以外にも、S邸、I邸、中の谷東屋、
の『家プロジェクト』があります。
F邸は、中に、電飾の日の丸らしきものがあるみたいなんですが、
残念ながら、この時間帯は、外観しか観れず。
その先を進むと、路地の中に透明な壁が現れます。
こちらは、S邸にある作品、『蜘蛛の網の庭』。
古い家屋の立ち並ぶ路地と、透明な壁とのギャップがなんともいえない雰囲気です。
アップにするとこんな感じ。
その先を進むと、中の谷東屋が。
休憩所風?
屋根の下に入ると、音がすごく響いて、面白かったです。
置いてあったうさぎの椅子。
なかなかポップな感じ。
さらに路地を曲がって先へ進むと、I邸の『眼のある花畑』に到着。
大きな窓にはまばたきする眼が。
スタッフのお姉さんの話によると、
建物の中まで見て、外と合わせて見ると、
実はヘビーな作品らしい・・・
ここも、残念ながら、中は見ることはできず。
一通り、家プロジェクトを回って、
島をぐるっと一周して、再び港の方へ。
あちこちにある池は、石を採掘していた時代の名残なんだとか。
そうこうしているうちに、港に戻ってきちゃいました。
外だけぐるっと見て回って、だいたい30分ぐらい。
まだ船の時間まで1時間あったので、
今後の行程も含めて、スタッフのお姉さんと色々お話。
このお姉さん、瀬戸内国際芸術祭のために、会社辞めて、
作品の作成手伝いのボランティアや、スタッフのアルバイトをされているんだとか。
各島の雰囲気なんかも色々聞いてみたんですが、
今回の会場になっている7つの島のうち、
犬島と直島は、ベネッセが手がけている分、お金も結構入っていて、
そのせいもあって、他の島とは雰囲気もちょっと違う感じらしい
(ボランティアも一切入れてくれなかったとか・・・)
これから行く予定の豊島はたくさん作品もあってオススメだとか。
ただ、ここで、行程に関して、一つ問題が・・・
いったん、豊島に渡ると、犬島へ帰ってくる船の便は、12時25分と15時25分の2本のみ。
(豊島で作品を見て回ることを考えると、実質、15時25分の便のみ)
この帰りの便、結構、人が多いので、
乗船20分前から配る整理券を取り損ねると、
最悪、犬島に帰って来れないリスクも・・・
さらに、最終便は、15時50分に犬島着なんだけど、
精錬所の入館時間が16時が最終なので、結構ぎりぎり。
さらに、精錬所・家プロジェクトともに、16時半までしかやってないので、
どちらか一方を選択せざるを得ないことに・・・
う~む・・・
一応、当初の目的である精錬所を優先することで方針決定。
色々、情報を教えてくれたスタッフのお姉さんに感謝です。
犬島を一旦、後にして、10時10分の船で、一路、豊島へ。
本日はリフレッシュ休暇!
お天気も最高
芸術の秋
・・・ということで、今日は、嫁様と一緒に、
瀬戸内の島々で開催されている、
『瀬戸内国際芸術祭2010』 を見に行ってきました。
この、『瀬戸内国際芸術祭』、
瀬戸内海に浮かぶ、7つの島々と、
四国側の玄関口である、高松をまたがって、
開催されている、現代アートのイベント。
海の日の7月19日から始まって、今月末、10月31日まで開催されています。
実のところを言うと、ワタクシ、
最近まで、こんな催しやってる事すら、知らなかったわけですが、
(ワタシの周りの人間も姐御以外は全く知らなかった)
ここのところ、涼しくなってきたこともあって、
土日は、かなりの混雑らしいです。
特に、元々人気の高かった直島に至っては、
先月の連休時には、4時間待ちだったとか・・・
そんな感じで、ほとんど情報を持ち合わせていなかったワタシ。
休暇取れるのがはっきりしたのが前日の夕方。
計画を練る時間があまりなかったけど、
まあ、平日なので、なるようになるさ、ということで、
寝る前に簡単に計画を練り練り。
今回は、岡山側の宝伝港まで、車で行って、
そこから、定期船で、犬島へ渡るルートをチョイス。
ガイドブックによると、一日で回れる目安としては、
大きな島だと1箇所、小さな島で2つが限度とのこと。
一応、犬島から豊島行きの船も出ているので、
今回は、犬島・豊島観光ルートということで。
我が家を、朝6時すぎに車で出発して、
特に道に迷うことなく、7時半頃、宝伝到着。
1日500円の市営駐車場に車を停めて、徒歩で宝伝港へ。
乗る予定の船、結構、小さ目。
こんな船乗るの、何年ぶりだろう・・・
平日の早い時間ということもあって、
待っている人も地元の人ばかりっぽい感じ。
『そうじゃろ』『~じゃった』
といった方言が、なんとも心地よい響きです
宝伝港を出発して10分ほどで、あっという間に犬島に到着。
港の目の前が、チケットセンターです。
(時間が早くて、まだ開いてませんでした)
船に乗っていた人達は、芸術祭のスタッフの人達が多かったみたい。
ここ、犬島は、60人ほどの人が暮らす、小さな島なんですが、
昔は、石の島として知られた島で、
江戸城や、大坂城の石も、この島から切り出されたとのこと。
また、1909年からは銅の精錬所が開設されて、
最盛期には、島の人口は3000人を超えていたとか。
その精錬所を、直島を現代アートの聖地として有名にしたベネッセが、
保存、改築を行って、アートスポットとして再生させたとのこと。
さて、早速、なんか見に行こうかな~と思うにも、
どうやら、施設は10時にならないと観れない様子。
どうりで、乗ってきた船、スタッフの人ばかりで観光客いなかった訳だ・・・
豊島行きの船は、10時台の次が、臨時便が12時台。
昼過ぎまで犬島を見て回るか、
先に豊島に渡って、後で犬島に戻ってくるか?
とりあえず、10時まで時間たっぷりあることだし、
なんか観れるアートもあるだろうということで、
まずは、島内をぶらぶらすることにしました。
人もまだ少ないせいか、あたりは、とても静かで、
時間がゆるゆると流れていて、なんだか、いい感じ
やっぱ、たまには、こういう時間って必要ですな~
遠くに見えるのが精錬所。
そびえ立つ煙突が、独特の雰囲気をかもし出しています。
入り口の前まで行って、引き返して、路地を進みます。
こちらは、『家プロジェクト』の一環である、F邸。
『家プロジェクト』とは、瀬戸内地方の家屋を使用して、
アーティストと建築家が協力して、作品化するという試み。
この犬島には、F邸以外にも、S邸、I邸、中の谷東屋、
の『家プロジェクト』があります。
F邸は、中に、電飾の日の丸らしきものがあるみたいなんですが、
残念ながら、この時間帯は、外観しか観れず。
その先を進むと、路地の中に透明な壁が現れます。
こちらは、S邸にある作品、『蜘蛛の網の庭』。
古い家屋の立ち並ぶ路地と、透明な壁とのギャップがなんともいえない雰囲気です。
アップにするとこんな感じ。
その先を進むと、中の谷東屋が。
休憩所風?
屋根の下に入ると、音がすごく響いて、面白かったです。
置いてあったうさぎの椅子。
なかなかポップな感じ。
さらに路地を曲がって先へ進むと、I邸の『眼のある花畑』に到着。
大きな窓にはまばたきする眼が。
スタッフのお姉さんの話によると、
建物の中まで見て、外と合わせて見ると、
実はヘビーな作品らしい・・・
ここも、残念ながら、中は見ることはできず。
一通り、家プロジェクトを回って、
島をぐるっと一周して、再び港の方へ。
あちこちにある池は、石を採掘していた時代の名残なんだとか。
そうこうしているうちに、港に戻ってきちゃいました。
外だけぐるっと見て回って、だいたい30分ぐらい。
まだ船の時間まで1時間あったので、
今後の行程も含めて、スタッフのお姉さんと色々お話。
このお姉さん、瀬戸内国際芸術祭のために、会社辞めて、
作品の作成手伝いのボランティアや、スタッフのアルバイトをされているんだとか。
各島の雰囲気なんかも色々聞いてみたんですが、
今回の会場になっている7つの島のうち、
犬島と直島は、ベネッセが手がけている分、お金も結構入っていて、
そのせいもあって、他の島とは雰囲気もちょっと違う感じらしい
(ボランティアも一切入れてくれなかったとか・・・)
これから行く予定の豊島はたくさん作品もあってオススメだとか。
ただ、ここで、行程に関して、一つ問題が・・・
いったん、豊島に渡ると、犬島へ帰ってくる船の便は、12時25分と15時25分の2本のみ。
(豊島で作品を見て回ることを考えると、実質、15時25分の便のみ)
この帰りの便、結構、人が多いので、
乗船20分前から配る整理券を取り損ねると、
最悪、犬島に帰って来れないリスクも・・・
さらに、最終便は、15時50分に犬島着なんだけど、
精錬所の入館時間が16時が最終なので、結構ぎりぎり。
さらに、精錬所・家プロジェクトともに、16時半までしかやってないので、
どちらか一方を選択せざるを得ないことに・・・
う~む・・・
一応、当初の目的である精錬所を優先することで方針決定。
色々、情報を教えてくれたスタッフのお姉さんに感謝です。
犬島を一旦、後にして、10時10分の船で、一路、豊島へ。
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