2010年10月17日
瀬戸内国際芸術祭その5(男木島)
前の記事からの続きです。
直島を出て、20分ほどで、男木島へ到着。
ジャウメ・プレンサの男木島の魂がお出迎え。
日本語やアラビア語、ヘブライ語、中国語の文字が
屋根に散りばめられているらしい。
地面に映る影がなかなか綺麗
中は、交流館になっていて、船の切符やガイドブックやグッズなどが売られていました。
先日の火事の影響で、近くの飲食店に展示されていた、
カラクリンもこちらへ移動してきているみたいでした。
結構、これ、よくできていて、お気に入りだったり。
交流館でしばらくカラクリンを見てから、集落の方へいざ出発。
男木島は、斜面に集落が密集していて、
道は、細い路地や階段がほとんど。
細い路地の向こうに青空と海が見えて、ほんとに綺麗でした。
雨の路地
一日に何回か、たらいやバケツから水が流れて、
雨が降る様子を再現しています。
見に行った時に、丁度、水が流れ始める時間だったようで、
ラッキーでした
瓦に色々なメッセージが刻まれていて、
それが水に濡れると浮かび上がります。
川島猛とドリームフレンズ
地元の島民の人達と捨てられない手紙や日記を持ち寄って作った、想い出玉。
キャベツみたいにざっくり切り口が面白かったです。
小腹が空いてきたので、
同じ施設内にある、ドリームカフェにて、
めおんバーガーをぱくつくことに。
魚のすり身のフライや桜海老などの具に、
島特産のピーナッツのソースがかかっていて、
なかなか不思議な味わいで、一食の価値ありです。
小腹も満たされたところで、再び散策開始です。
海と空と石垣の街
狭い路地の壁に、ミニチュアの街が登場。
ワタシ的にお気に入りだったのが、
音の風景(瀬戸内編)
2箇所あって、1箇所は小屋の中で、鈴のついたたくさんの羽が羽ばたいて、音を鳴らすもの。
もう1箇所は、家の中に竹を素材にしたサウンドオブジェが設置されてました。
静かな空間に竹の心地良い音が響いて、
癒しスポットでした。
人もそんなに多くなかったので、割とじっくり堪能できてラッキー
Sea Vine
嫁様に評価の高かったのが、ここ。
海が見える窓から室内に波が入ってくる光景を表現しているんだけど、
この一つ一つの波、陶器でできていて、
瀬戸内にちなんだ絵柄が細かく描かれています。
ここは、写真よりも実物の方が格段に綺麗でした。
オルガン
島のところどころに設置されていたのが、これ。
パイプでつながった離れた場所の人と挨拶したり、
レバーを押すとオルガンのような音が鳴ったり、
望遠鏡を覗き込むと、島にちなんだ歌の歌詞が見えたり、
と、なかなか面白かったです。
誕生─性─生─死─家─男木島伝説
生と死を扱ったテーマのため、他の作品と違って、
超暗く重い雰囲気
ここも2箇所に分かれた展示だったんですが、
1箇所目の納屋に展示してあったのは、
死にまつわる新聞記事の切り抜きと、その内容を表わしたイラストの展示。
2箇所目に至っては、その新聞記事が、天井から吊り下げられてましたよ・・・
一応、テーマ的には、誕生から死までを扱っているんだけど、
死の方のインパクトがありすぎで、夢に出てきそうな勢いです。
まあ、楽しく綺麗なものだけが、アートではないということで・・・
(母と嫁様には不評でした・・・)
漆の家プロジェクト
讃岐の漆塗りの技法を駆使した、
黒い部屋と白い部屋の2本立て。
白い部屋は、漆塗りよりも、窓から見える景色の方が印象に残ったり。
豊玉姫神社からの景色
神社の前の広場に設置されていた、島こころ椅子プロジェクトの椅子達。
高松から遠足に来ていた小学生達で大賑わいでした。
オンバ・ファクトリー
坂道の多い男木島では、オンバと呼ばれる乳母車が、
島のお婆ちゃん達に利用されているんだけど、
それをアートにしちゃいましょう、というプロジェクト。
しゃくとり虫やてんとう虫型のような凝ったものから、
一輪車にペイントを施しただけのシンプルなものまで、
いろんな種類のオンバがありました。
(オンバのレンタルもやってました)
ウォールワーク5 カモ島からカモ神社へ
豊玉姫神社と対をなす、加茂神社入り口にあるこの作品、
瀬戸内の波を表現しているとのこと。
オーストラリアからユーカリの木を運んできて作ったそうな。
うちわの骨の家
全員の評価が高かったのが、ここ。
うちわの骨が涼しげな感じでした。
一通り、作品も観て、時刻は13時前。
嫁様が『1時間おきぐらいに船あるんじゃないかな』
なんて言ってたような気もするので、
うどんとたこ飯で、のんびりお昼にしてたんですが、
ガイドブックでよくよく時刻表を見ると、
ガーン!!
15時まで、女木島行きの船がない?!
まあ、女木島の展示、遅くまでやってるし、
男木島でのんびりするのもいいんじゃない?
・・・とも思ったんですが、女性陣は、
『帰りが遅くなるのはNG』
とのことで、ブーイングの嵐
果たして、女木島を観る時間はあるのか?!
・・・次の記事へ続く
直島を出て、20分ほどで、男木島へ到着。
ジャウメ・プレンサの男木島の魂がお出迎え。
日本語やアラビア語、ヘブライ語、中国語の文字が
屋根に散りばめられているらしい。
地面に映る影がなかなか綺麗
中は、交流館になっていて、船の切符やガイドブックやグッズなどが売られていました。
先日の火事の影響で、近くの飲食店に展示されていた、
カラクリンもこちらへ移動してきているみたいでした。
結構、これ、よくできていて、お気に入りだったり。
交流館でしばらくカラクリンを見てから、集落の方へいざ出発。
男木島は、斜面に集落が密集していて、
道は、細い路地や階段がほとんど。
細い路地の向こうに青空と海が見えて、ほんとに綺麗でした。
雨の路地
一日に何回か、たらいやバケツから水が流れて、
雨が降る様子を再現しています。
見に行った時に、丁度、水が流れ始める時間だったようで、
ラッキーでした
瓦に色々なメッセージが刻まれていて、
それが水に濡れると浮かび上がります。
川島猛とドリームフレンズ
地元の島民の人達と捨てられない手紙や日記を持ち寄って作った、想い出玉。
キャベツみたいにざっくり切り口が面白かったです。
小腹が空いてきたので、
同じ施設内にある、ドリームカフェにて、
めおんバーガーをぱくつくことに。
魚のすり身のフライや桜海老などの具に、
島特産のピーナッツのソースがかかっていて、
なかなか不思議な味わいで、一食の価値ありです。
小腹も満たされたところで、再び散策開始です。
海と空と石垣の街
狭い路地の壁に、ミニチュアの街が登場。
ワタシ的にお気に入りだったのが、
音の風景(瀬戸内編)
2箇所あって、1箇所は小屋の中で、鈴のついたたくさんの羽が羽ばたいて、音を鳴らすもの。
もう1箇所は、家の中に竹を素材にしたサウンドオブジェが設置されてました。
静かな空間に竹の心地良い音が響いて、
癒しスポットでした。
人もそんなに多くなかったので、割とじっくり堪能できてラッキー
Sea Vine
嫁様に評価の高かったのが、ここ。
海が見える窓から室内に波が入ってくる光景を表現しているんだけど、
この一つ一つの波、陶器でできていて、
瀬戸内にちなんだ絵柄が細かく描かれています。
ここは、写真よりも実物の方が格段に綺麗でした。
オルガン
島のところどころに設置されていたのが、これ。
パイプでつながった離れた場所の人と挨拶したり、
レバーを押すとオルガンのような音が鳴ったり、
望遠鏡を覗き込むと、島にちなんだ歌の歌詞が見えたり、
と、なかなか面白かったです。
誕生─性─生─死─家─男木島伝説
生と死を扱ったテーマのため、他の作品と違って、
超暗く重い雰囲気
ここも2箇所に分かれた展示だったんですが、
1箇所目の納屋に展示してあったのは、
死にまつわる新聞記事の切り抜きと、その内容を表わしたイラストの展示。
2箇所目に至っては、その新聞記事が、天井から吊り下げられてましたよ・・・
一応、テーマ的には、誕生から死までを扱っているんだけど、
死の方のインパクトがありすぎで、夢に出てきそうな勢いです。
まあ、楽しく綺麗なものだけが、アートではないということで・・・
(母と嫁様には不評でした・・・)
漆の家プロジェクト
讃岐の漆塗りの技法を駆使した、
黒い部屋と白い部屋の2本立て。
白い部屋は、漆塗りよりも、窓から見える景色の方が印象に残ったり。
豊玉姫神社からの景色
神社の前の広場に設置されていた、島こころ椅子プロジェクトの椅子達。
高松から遠足に来ていた小学生達で大賑わいでした。
オンバ・ファクトリー
坂道の多い男木島では、オンバと呼ばれる乳母車が、
島のお婆ちゃん達に利用されているんだけど、
それをアートにしちゃいましょう、というプロジェクト。
しゃくとり虫やてんとう虫型のような凝ったものから、
一輪車にペイントを施しただけのシンプルなものまで、
いろんな種類のオンバがありました。
(オンバのレンタルもやってました)
ウォールワーク5 カモ島からカモ神社へ
豊玉姫神社と対をなす、加茂神社入り口にあるこの作品、
瀬戸内の波を表現しているとのこと。
オーストラリアからユーカリの木を運んできて作ったそうな。
うちわの骨の家
全員の評価が高かったのが、ここ。
うちわの骨が涼しげな感じでした。
一通り、作品も観て、時刻は13時前。
嫁様が『1時間おきぐらいに船あるんじゃないかな』
なんて言ってたような気もするので、
うどんとたこ飯で、のんびりお昼にしてたんですが、
ガイドブックでよくよく時刻表を見ると、
ガーン!!
15時まで、女木島行きの船がない?!
まあ、女木島の展示、遅くまでやってるし、
男木島でのんびりするのもいいんじゃない?
・・・とも思ったんですが、女性陣は、
『帰りが遅くなるのはNG』
とのことで、ブーイングの嵐
果たして、女木島を観る時間はあるのか?!
・・・次の記事へ続く
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